認定調査

要介護認定調査とは⑥ 『介助の方法』の項目②

認定調査⑥、『介助の方法』の続きです。

食事摂取

「介助されていない」「見守り等」「一部介助」「全介助」

 

「介助されていない」と「全介助」についてはだいたいお分かりかと思いますが、ここで判断が難しいのは「見守り等」「一部介助」です。

 

見守り等」は、常に横で付き添っている状態です。

動作的には自分で食べることができるけれども、声かけが必要だったり指示しないといけなかったり、その時食べるものを目の前に出す「皿の置き換え」もここに含まれます。

 

「一部介助」がですね…定義が多いんですわ。

自分で食べられるけど途中介助で口に運ぶのも一部介助だし

時間の長短は問わない

食卓で小さく切ったりほぐしたりするのも一部介助だし

目の前でがポイント。運ぶ前にしていたら一部介助にはなりません

お皿に残った食べ物を食べやすく端っこに寄せたりスプーンに乗せるのも一部介助です。

あとですね、経管栄養(胃ろう等)、中心静脈栄養の場合は、ほとんど介護者が注入しているかと思いますが、その場合は「全介助」になります。

排尿

「介助されていない」「見守り等」「一部介助」「全介助」

 

排泄関係はまあまあ聞きにくいんですけど、調査結果に大きく反映する項目でもあるので、根掘り葉掘りくわしく聞かねばなりません。

この排泄以外でも、認定調査には認知症を調べる項目もたくさんあり

本人の前では言いにくいことももちろんあるでしょう。

 

そういった場合はですね、調査員あとでしっかりお時間取って、同席者から個別に聞き取りしますので

本人の前で事実を赤裸々にお話する必要はないです。

 

これね、本人前にして「この人はこうでこうで困る!」

「今これできるって言ってますけど、全然できてないです!」

必死でアピールする同席者の方多いんですけど

調査員逆に困っちゃうななのであとで大丈夫です。

 

ただ、調査のはじめに「あとで時間ください」とでもささやいておいて下さいね。

そしてらいろいろと時間も手間も無駄にせずに済みますから。

たまに一から十まで全部本人さんから聞き取りして、さあ帰ろうと思ったら

「あれ全部嘘なんで」とすべて覆されることがあります。

調査員ちょっぴりショックです。

「排尿」もね、ちょっとややこしいんですね。

まず「見守り等」は、排尿に対して見守りや声かけ、確認や指示のことを言います。

例えば動作はできるけど、横から「ズボンおろしてください」「拭いてください」「水を流してください」などの声かけが必要な場合です。

トイレまでの移動は含まないのですが、認知症の方にトイレの声かけをするのは含まれます。

 

「一部介助」ですが、要するに排尿行為のどこかで部分的に手伝うことなんですが、けっこういろいろ当てはまります。

 

尿器やポータブルトイレに排尿するのは介助なしだけど

その片づけを誰かがしていれば「一部介助」

おむつやパッドに失禁していても、それを自分で新しいものと交換できれば介助なしで

誰かが交換していれば「一部介助」

ズボンの上げ下げの介助は必要でも、自分で陰部を拭ければ「一部介助」

日常のトイレ掃除は含まれないけど、あまりにも尿をまき散らして、トイレ掃除が必要な場合は「一部介助」

 

といった具合に細かく定められているので、とりあえずありのままの姿を伝えてください。

最後雑ですみません。

いやほんとややこしいから。

 

「全介助」は、ベッド上でおむつ交換をしている場合

トイレには行くけれども、ズボンの上げ下げや陰部を拭く行為

すべて介助者が行っている場合等があります。

 

わりとこの排尿に関しては、「何回あるか」や「夜間もあるか」も聞かないといけないので

何らかの介助があれば聞き取りに時間がかかります。

頑張りましょ。

調査員も頑張ります

排便

「介助されていない」「見守り等」「一部介助」「全介助」

 

だいたい排尿と同じです(雑)。

 

しいて言うなら「毎日排便ありますか」って聞くんですけど、ほんと便秘に悩んでいる高齢者は多いですね。

何らかの下剤飲んでいる人も少なくないですし。

 

便秘で気張りすぎて血管が切れた人も

下剤で一度に便を出しすぎて、血圧が下がってショック状態になった人も

私どちらも見てますので

便秘侮るなかれで、きちんとお薬で調整するなりして頂ければと思います。

 

 

以上、介助の方法②でした。

まだ続きまーす。