介護保険

介護保険の利用の仕方 介護サービスを使いたい時一番最初に読む記事

介護保険を使って何かのサービスを利用したいと思ったときの流れを超絶簡単にまとめています。

何の手続きから始めればいいのかわからないときに参考にしてくださいね。

 

 

まずはコチラのように申請し!

「介護サービスを利用したい 役所への申請方法や介護保険でできること」

長すぎて申し訳ないコチラ「認定調査」を上手に受け!

何らかの結果をゲット!!

 

そこからのお話。

 

 

ちなみに、要支援1・2の方と要介護1~5では若干流れが違うので

要支援の方はコチラ

「介護保険の要支援の仕組みは複雑! 要支援のケアマネ、訪問介護、デイ」

まずお読みくださいね。

 

ふう
ふう
下ごしらえができたところで、行ってみよう!

 

介護保険サービスの原則はケアマネがケアプランを作成

介護保険のサービスにはたくさんの種類がありますが、継続的に利用するであろうサービス、例えば訪問介護やデイサービスを利用するには

そのサービスがなぜ必要かを無駄に詳しく書いた居宅サービス計画書(ケアプラン)が必要す。

 

だいたいこんな書式(雑)。

これは第一表で、第二表、第三表もあります。

ふう
ふう
しかも要支援の場合は、全く書式が違います何の嫌がらせ。

 

で、これを作成することができるのが、わたくしどもケアマネジャーです。

 

ケアマネの資格だけ持ってるけど、あんな仕事したくないっつって他の職種で働いている人はごまんといますが、そういう人が作成しても認められません。

あくまで、居宅介護支援事業所(要支援の方は地域包括支援センター)に所属するケアマネだけがケアプランの作成を認められています。

ふう
ふう
施設はまた違うよ

 

自分で作成することもできますがやめときましょ。

 

ふう
ふう

そんなやつおらんがな。

おったら事業所から役所から警戒しまくるがな。

ケアマネがいないということは好き放題介護保険が悪用できるということでありこんな怖いことはないのに何でセルフケアプランとかいう制度つくったんじゃ(小声)

 

 

ケアマネについてはコチラをご覧ください☞「いいケアマネの選び方」

ていうか絶対読んどいて!これだけでいいから!

 

ま、とにもかくにもケアマネが必要なんです。

なのでまずはケアマネの事業所と契約を結ぶところからスタートします。

ただし、住宅改修福祉用具購入だけなら、ケアマネとの契約は必要ありません。

継続するサービスじゃないからね。




アセスメントとサービス担当者会議

さて、ケアマネが決まりまして契約を交わしましたら、アセスメントを行います。

アセスメントとは

ケアマネが利用者さんに、体の状態から生活歴から既往歴から趣味特技家族構成家族関係年金持ち家自室は何階間取りその他もろもろもろもろ、事細かに聞きまくり、それを書類にまとめること。

これ、初対面です初めましてでやる作業なんで、なんでそこまで言わなあかんのじゃオーラを出す方も少なくないですが、本当に大切なことなんです。

 

ただ、年金額とかね、家族関係とかね(お嫁さんと仲いいですか~(・∀・)みたいな)、聞きにくいことは小出しで聞いたりもします。

ま、家族関係については聞かんでもわかりますわ。

ふう
ふう
察する

 

アセスメントをしたうえで、困っていることを把握して必要なサービスを提案し(ここであんまり提示できないケアマネは良くないし、これにしなさいよ!て決めつけるケアマネもよくないぞ☆)、

ここがいいかなあって思ったサービスの事業所をケアマネが探します。

 

ただ、今現在このサイトを見ておられるということは、サービス事業所の検索もできますよね?

これからの時代は、自分でも事業所探しをする努力をした方がいいと思います。

 

私らケアマネも、山ほどあるすべての事業所を把握できているわけではありません(田舎はまた違うと思いますが)。

系列の事業所ばっかりごり押ししてくるケアマネもいるでしょうし。

 

で、まあここがいいかなと思う事業所が決まれば、事業所を呼んでサービス担当者会議を行います。

そこで回数や日時なんかを決めて、本決まりになれば今度はその事業所との契約です。

決定した段階でケアプランにサインとハンコをもらって、ケアマネが各事業所に交付します。

 

そう、介護保険サービスを使うには、とにもかくにも書類を書くのが大変。

 

福祉用具レンタルとデイサービスとヘルパーを使いましょうみたいなプラン山ほどありますけど、それ全部違う事業所ですから、全部と契約するんですよガンバ!

 

さあここまで来てようやく介護サービスの利用開始です。



モニタリング訪問とは

さて、介護サービスを利用している間は、少なくとも一か月に一回ケアマネが翌月の利用票(料金の書いた予定表)を持ってモニタリング訪問します。

モニタリング訪問とは

要介護の方は月に一回、要支援の方は三か月に一回(その他の月は電話でのモニタリングで可能)

ケアマネが自宅に訪問し、必ず本人がいる状態で、現在のサービスに問題がないかの確認を行います。

利用票の一部を利用者に交付し、控えにハンコをもらいます。

よほどの事情がなければ、自宅で、本人がいる状態で、毎月が絶対条件です。

毎月来られんのかなわんわみたいな方おられますけど、おかみが決めたルールですので必ずご協力お願いします。

ふう
ふう
これしないとケアマネ減算やから。

 

その時はこれね

「ケアマネ、ヘルパー、認定調査員… 家に来るときおもてなしは必要?」

お茶の一杯も出さなくていいからね。

 

ちなみにこのモニタリングのイメージで、ケアマネは月に一回に行ってハンコもらって帰るだけで楽な仕事やというイメージがありましたが、もちろんそんなわけねえ。

聞きたいこととか気になることとかあれば、月に一回ルールを信じずに、なんでもケアマネに連絡して、必要なら家に来てもらってくださいね。

月に一回だけ訪問とか都市伝説やから。

 

ここで、やっぱりこのデイ合わないわ、とか、もう少しヘルパーを増やしたいな、と思ったら、アセスメントの段階から繰り返します。

 

渾身のケアプラン作ってさあサインもらおうと思って訪問した時にサービスの変更を言われるとちょっぴしショックなので、その前に教えてね☆

 

以上が、介護保険を使う時の基本のお話でした。

ふう
ふう
参考にしてくださいね☆