介護施設

超高級有料老人ホームってどんなところ?後編 施設見学した感想

さて、紹介会社さんのご案内で、超高級有料老人ホームに潜入する運びとなった超絶庶民派ケアマネ。

実は前々からその施設には興味があったのです。

まず外観が立派。

立地がリッチ。

求人を見たことがない。

ふう
ふう
これこの業界ではなかなか珍しい

 

マダムに便乗して、紹介会社の営業さんと見学に出向くことになったお話です。

とりあえず施設名は伏せますが、わかる人が読んだらわかるかな?

ふう
ふう
当たり前だな

 

でも最初から最後まで褒めますから!!

ばれてもいい!!

ふう
ふう
はず!!

 

超高級住宅型有料老人ホームの料金設定

まず驚いたのが、この施設、介護付き有料じゃなくて住宅型だったんですよ。

その違いはこちらに書いてます

[有料老人ホームの種類とその探し方を詳しく解説 お手頃価格な施設も!]

 

 

なので、原則の考え方は「在宅」、つまりこの施設に入所した場合、介護保険的には自宅に住んでいるのと同じで、各種介護サービスを利用しながら生活します。

 

が。

 

この施設、自立の人、つまり介護保険非該当の人でも入ることができるんです。

もちろん要支援でも入所できます。

ということはですよ。

ここでマニーの話いきますよ。

ふう
ふう
money!!

 

要介護の方であれば、介護保険の限度枠内で毎日訪問介護を利用し、部屋を掃除したり洗濯をお願いすることができます。

ところがどっこい要支援の方は、利用できるサービスに決まりがあるのでそうもいきません。

要支援2よりも要支援1の方が利用できるサービス量は少なく、自立の方ですと全く介護保険の利用ができないわけです。

という大前提を知っていただいてですね。

介護保険の訪問介護で、掃除等をお願いできなければどうなるのか。

 

私的庶民派ケアマネは

ふう
ふう
元気やったら自分で掃除洗濯したらええがな

思いますが、この施設を選ぶようなマリーアントワネットたちはそうではない。

 

介護保険がなければ自費を払えばいいじゃない!!

 

てことで、お掃除その他代金として、要支援2の方はウン万円、要支援1はその倍万円、さらに自立の方はさらに倍万円お支払いするシステムになっています。

 

怯まない!!

 

これが払える方だけが入居できる施設なのです。

はっきし言ってあれやこれやのオプションはすべてウン万円だったので、庶民派ケアマネは一人白目向いてましたが、これがヴェルサイユ。これがアントワネット。

そもそも入居金だって数千万円。入ってからのお金だって毎月30万越え。

 

説明する責任者さんは当たり前のように話すし、マダムも「いろいろかかるなあ」程度のリアクションしかしないし、営業さんは何回も聞いてるから涼しい顔していて、じゃあ私も

ふう
ふう
なるほどざます

いうて聞かなしゃあないのですが、その腹の中は

ふう
ふう
ゼロ一個多いな

これ。

 

そんな感じで、生のお花がたくさん生けられた何とかルームで(もう忘れた)お料金のお話を聞いた後に、おランチからのお施設ご案内の運びとなりました

超高級住宅型有料老人ホームの実際のところ

ここからは私が見たり聞いたり食べたり感じたりしたことを、思いのままにつづる回です。

前編でも書きましたが、今回の記事はオール私の主観に基づいています。

ただただ私がはしゃいでいるだけのお話です。

ふう
ふう
それでも良ければどうぞ




超高級老人ホームの食事は選択制でホテル式

これ一番感動した!!

食事は一階の食堂で

・決められた時間内に好きな席で食べる

・和食洋食が選べる

・週に一回はスペシャルメニューが出る

ことに感動したわけではない!!

ふう
ふう
ないのか!!

 

ホントいいなと思ったのはね、これ元気な人は食堂(いや、レストラン言うてたか。なんせおしゃんな呼び名やったわ)で自由に食べに来るんだけどね。

高級とはいえいろいろな状態の方いるじゃないですか、食事介助が必要な人とか。

そういう方々はね、フロアで職員の介助の元食べるんやってこれ最高やんと思った!!

 

食事介助されて食べる姿を見られなくて済むし見なくても済む。

これはすっごく良い。とても良い。とてもとても良い。おたがいにとって良い。

 

と感動しながらアテクシ洋食を頂いたんざますけど

ふう
ふう
バルサミコなんちゃらとなんちゃらのポタージュとなんやかんや(雑)

ランチョンマットはともかくナイフやフォークは反則ざます!!

ふう
ふう
スープスプーンは使ったけどあとはフル無視でお箸でいただきましたごちそうサマンサ

 

超高級有料老人ホームのクラブ活動 施設内で十分楽しめる工夫

この施設の一番の売りはこれじゃないかなと思います。

 

比較的繁華街に位置している施設であり、元気でしっかりしている入居者は一人で外出することが認められているのですが、施設内でも毎日何かしらのクラブ活動あります。

 

コーラスに書道に絵画に陶芸にピアノに麻雀その他もろもろ。

お外に出なくても充分に生活を楽しめる。

 

これ簡単に書いてますけど、よっぽど人員配置に余裕がないとできないです。

この施設でいいなと思ったのは、介護職員は介護しかしない、こういったクラブ活動やレストランの配膳はその専門の、掃除は掃除でまた専門のスタッフがいるところです。

庶民的な値段の施設ではこれ全部介護職員がしてますから。

その分手厚さは変わって当然ですよね。

 

ちなみにクラブ活動も一回おいくら的にお金がかかるやつありましたよっと。




超高級有料路運人ホームの生活環境

お部屋は普通。

もちろんきれいだけど普通。

備え付けの家具めっちゃ高そうやけど普通。

ふう
ふう
若干普通の基準が変わってきております

 

いくつか夫婦部屋はあるようです。

これ私別の高級有料老人ホームの夫婦部屋にお仕事で入ったことあるんですけど

うちの一階部分より広かったわ。
\(^o^)/

 

そんなことよりも!!

すげーと思ったことがある。感心したことがある。

 

壁に掛けられた絵がお高い画家のものだったとかではない。

それが普通に入居者さんからの寄贈であることではない。

その画家を私だけが知らずマダムに怒られたことでもない。

 

ニオイがしないの!!

 

これすごいですよ、介護施設行ったことある人ならわかるんじゃないかな。

認知症フロア見せてもらったんだけど

ふう
ふう
ちなみになんぼお金持ちでも認知症にはなりますから、なかなか私好みのダンディがいたのですが、きちんとベルトにワイシャツスラックスでしたかっこい!

全然ニオイがしなかったんですよ

あれなんでやろ。空調かなあ?

 

 

その他にもとにかくあちこちお花が生けられていたり、ゲストルームがそこらのホテルよりきれいだったり、名前忘れたけど魚飼ってたり(多分高いやつ)(でもあんまりかわいくないやつ)

とても面白かったです。
\(^o^)/

 

高いだけあるなというのが庶民派ケアマネの感想でした。

ご興味ある方はぜひご入居くださいませ♡

ふう
ふう
三年待ちやけどね♡