稼ぎたい額にもよりますが、もし隙間時間を上手に利用して働きたいなら訪問介護のヘルパーがおススメです。
訪問介護には、独特の働き方である「登録ヘルパー」という雇用形態があります。
数万円程度の収入も、逆に正職員以上の収入も可能な働き方です。
①ではデイの介護職の話をしました。
→他の介護のお仕事のお話はこちらから「介護の仕事カテゴリー」
私は個人の意見としては、働くお母さんにおすすめの介護職間違いなくデイだとは思いますが、訪問介護のヘルパーさんも人気です。
そのメリット、デメリットをお話していきます。
ちなみに私は訪問介護の仕事は、子どもを産み、母になってからやりましたが、一年半で逃げました。
施設介護職員は子供ができてからはしていません。
施設ケアマネの仕事はしました。
お話それましたけど、そんな訪問介護の仕事を子持ちのワーママにおススメする理由を挙げていきますね☆
目次(クリックするとその項目に飛びます)
訪問介護のヘルパーのお仕事 登録ヘルパーとは
ここではあくまで介護職の話なので、訪問系といえば訪問介護の話になりますが、看護師さんであれば訪問看護でも同じような感じかなと思います。
訪問介護の働き方といえば、何といっても独特なのが登録ヘルパー。
訪問介護の仕事は、一件一件のお宅を訪問し、決められた時間に決められたサービスを行います。
生活援助と身体介護、もしくは組み合わせた身体生活のサービスを行うのですが、だいたいの主流のサービスは一時間程度。
そのサービスを行った時間だけが稼働となり、給料が発生するシステムです。
何時から何時まで勤務のパートという働き方は、ほとんどの訪問介護事業所では行っていません(たまに有料老人ホームの在宅型ではパートの募集があります)
時給は生活援助<身体生活<身体介護になっています。
とにかく人手不足の介護業界の中で、断トツの人手不足が訪問介護のヘルパーです。
ただ、すぐに退散した私が言うのもなんですが、何十年と続けている人も多い、独特な魅力のある仕事です。
自分にあった仕事を紹介してくれるので、遠慮なく条件を言いましょう☆
ここで妥協しないのが長く仕事を続けるポイント☆
子持ちのママが訪問介護のヘルパーとして働くメリット
・日時の希望がピンポイントに可能
これ、お母さんが働く上で一番のメリットだと思います。
デイは短くても半日拘束されますが、訪問介護の仕事は登録ヘルパーで働いた場合、ほんとにピンポイントの時間だけ希望することが可能です。
なので、お子さんが幼稚園に行っている間とか、土日のご主人が休みの日のほんの数時間とかでも、仕事があれば働けます。
次の効率よく稼ぐ方法もそうですが、訪問介護事業所に複数登録して、自分の都合のいい時間にあるサービスだけを選んでいく方法もありますよ。
希望時間を伝えておけばその時間帯のお仕事を回してくれるし
新規のお客さんを注の時間帯に合わせたりしてくれます
・効率よく稼ぐ方法がある
登録ヘルパーを本気でこなせばめっちゃ稼げます!
( ー`дー´)キリッ
これはですね、まず登録ヘルパーは雇用形態が独特なので、先ほど説明したように、いくつもの事業所を変え持ちすることも可能なんですね。
そしてですね、訪問介護っていうのは加算が付く時間があるんです。
8時から18時までが加算なし
6時から8時、18時から22時が夜間早朝加算で単位が25%増し
22時~5時は深夜加算で単位が50%増し
この時間帯をまたぐ場合は、開始時間で算定します。
単純に朝早くとか夜遅くだと会合報酬(単位)が割り増しになるんです。
ちなみに、たまに日祝の時給をアップみたいな事業所さんをみかけますが、介護報酬は365日変わりがないので、そこの時給を割り増ししているのは事業所さんの愛と企業努力です。←
そして単位が割り増しされた分、そのまま時給も割り増しになるのが登録ヘルパーの一般的な時給の考え方なんです。
例えば普段の時給が1000円として(計算しやすいように1000円にしましたが、これより高い場合がほとんどです)、18時からのサービスなら25%増で1250円、22時からなら50%増で1500円。
加算の付く時間帯のサービスは身体介護であることが多いので、もともと時給が高い上に割り増しになるわけです。
この時間に重点的に仕事を入れてめちゃくちゃ稼いでいるヘルパーはけっこういます。
家の人が帰ってきてから夕方仕事に行けば、加算が付く分時給は上がりますよね。
意外と夜のサービス(なんや言い方あれやな)はありますので、この方法はお勧めです。
どちらかといえば高齢者より障害者のほうのサービスでこの時間帯は多いかな。
高齢者と障がい者どちらもやってる事業所は多いので、そういうところを探すのも大切なポイント。
・家事経験が生かせる
掃除が得意、調理が得意、そんなあなたは訪問介護のヘルパーに向きに向いています。
ヘルパーといえば身体介護のイメージも強いですが、私の経験上、生活援助、いわゆる家事全般の依頼の方が断然多いです。
とくにお料理は得意だと重宝されますよ。
・一対一で利用者と関わることができる
これはね、デイサービスとか施設での、大勢をさばく介護が苦手な方には魅力だと思います。
頻繁に一対一で向き合うことになるヘルパーに、心を許す利用者さんはとても多いです。
ケアマネには言ってくれないこともヘルパーには話してくれたりするし、ケアマネの言うことは来てくれなくてもヘルパーが言えば納得してくれたりするし
介護の仕事はしてみたいけど、あまり人と話すのが苦手という人でも大丈夫。
同じような利用者さんも多いです。
陽気でおしゃべりもいいけど、寡黙にお仕事してくれるヘルパーさんを求める利用者さんも多いですよ。
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デイは無資格でも働けますが、資格があればより安心。
訪問介護のお仕事は資格が不可欠。
資格取得応援制度がうれしいですね☆
デメリット
・資格が必要
これほんと考えた方がいい。
もうね、この人手不足のご時世に?
訪問介護だけ?
必ず資格が必要で?
その資格を取るのにはお金も時間もかかって?
一応要支援の基準緩和のサービスだけは支援員ができるってなってるみたいですけど←意味わからなくていいややこしまるだから
この「要資格」要件のせいで、ほんっとに世の中ヘルパー不足なの!!
・休む時は代わりがいる
こ
れ
で
す
わ
これがほんとにデメリットですわ。
訪問介護のサービスの場合、原則誰かが必ず行かないといけないわけですから、自分が急に休むとなっても、利用者さんに「じゃあ今日はサービスなしでお願いね」とはいかないわけです。
とくに時間が決まっているサービス(デイの送り出しとか)の直前に、子供が急に熱だしたり吐いたりしたりなんかしてごらんなさい。
ここで大切な!大切なこと言いますよ!
子持ちで訪問介護で働くなら、絶対に人数の多い大手にした方がいいです。
小さな事業所だと責任者もサービスに出払ってしまい、替えの人員が誰もいないことなんかザラにあります。
ある程度以上の規模の事業所であれば誰か一人はいざという時に動けるように残っているところが多いので、子供がいて急な休みを取るかもしれない場合はそういったところで働きましょう。
ちなみに私が働いていたのは、ごくごく小規模でベンチャー的な事業所。
好きなようにできたし自由も効きましたし、やりがいはものすごくありましたが、
子供どころか自分が熱だしても代わりの人はいなかったし、3週間休みないとかザラでした。
ただまあ小さいながらの気楽さとか、やりがいとかはたくさんありましたし、そもそも私は管理者兼サービス提供責任者だったので、あまりびびらないでくださいね。←
・移動が大変
大変だね。間違いないね。
雨の日も風の日も寒い日も猛暑の日も、移動しなけりゃ利用者の家には着かないのです。
純粋な移動時間に関しては賃金をもらう権利がありますので、きちんと確認してくださいね。
この移動時間が嫌なら、在宅にあたる有料老人ホームの訪問介護事業所で働くのがおススメですよ。
☞在宅扱いの施設は「有料老人ホームの種類とその探し方を詳しく解説 お手頃価格な施設も!」に詳しく書いてます
・トラブルに巻き込まれやすい
そうなの~。
これ巻き込まれた人は、仕事辞めるどころか介護職辞めちゃうの~。
でもトラブルはむちゃくちゃ多いの~。
☞「訪問介護の事件簿① ヘルパーが利用者の物を盗んだと疑われた話」
こういう点も、大手の方がしっかり守ってくれる印象かなあ。
以上がママがヘルパーで働く場合のメリットデメリットでした。
介護の仕事の探し方
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