在宅生活を支える要の介護サービス、訪問介護。
基本的に利用者宅に単身乗り込み、そして相手の陣地でいかんなく実力を発揮することが求められる孤高の介護職人、それがホームヘルパー。
大げさではない!!
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介護職が大好きと豪語し、山盛り介護職を経験してきた私が、唯一
毎日唱えていたお仕事です。
ちがう言い訳させて!!!
あんまり大きな声では言えないけど、私が働いてたとこちょっとあれだったの、あれ。
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訪問介護の仕事自体は楽しかった、ほんと楽しかった。おススメ。
→「子持ちママでも働きやすい介護職② 訪問介護のヘルパーは自由な働き方が可能」
一対一で利用者さんの家でサービスを行うので、利用者さんと築ける信頼関係の度合いは介護サービスナンバーワンですし
今ケアマネとして働いていて、ヘルパーさんの持つ利用者さんの情報ほど頼りになるものはない。
楽しかった。
でも、距離が近いこそ利用者さんとトラブルになりやすい、それもヘルパーのお仕事の特徴です。
お金関係のあれこれ事件簿はこちらで書きました
→「訪問介護のトラブル① ヘルパーが利用者の物を盗んだと疑われた話」
今回は少し趣旨が違う話。
でもよくある話。
の前に!
目次(クリックするとその項目に飛びます)
「ヘルパー 監視カメラ」という検索ワード
このブログを読んでくださる方が、どんな検索ワードで来てくださったかというのを調べられるわけなんですけども
「ヘルパー 監視カメラ」
この検索ワード見たときはひっくり返りましたしかもけっこう数多い。
そして思ったこと。
これは…。
利用者さんと事業所さん
どっちの立場の人が検索してるんだろ…
前の記事「訪問介護のトラブル① ヘルパーが利用者の物を盗んだと疑われた話」でも書いたんですけど
そんなに疑うならむしろ監視カメラつけてくれよ!!
そう思うことたくさんあります事業所サイドは。
施設だと、高級有料老人ホームとかでは監視カメラ多く付けてたりするんですけども、やっぱりプライバシーの問題で嫌がられることもあるみたい。
でも、私の意見としては、しっかりと監視カメラを付けるべきだと思いますお互いのために。
「介護施設での虐待や事件はどうしてなくならないのか前編 虐待が起きる理由」でも書いたけど、介護施設での虐待をなくすには、職員の動きを透明化するしかない。
上司が目を光らせるのもしかり、カメラで証拠を残すのもしかり。
監視カメラは介護職員の身を守るためにも必要ですよ。むしろそのために必要。
人手のない時に自分で動いて転倒したり、思わぬ動きでケガをしたりした利用者がいたら、職員が疑われることがあるんです。
いや。
少なからずある(断言)。
その時に身の潔白を証明するためにもカメラはほしい。
あと、ケアマネだって録画はしたい。録音したい。
「ケアマネから聞いてません(言うたわ)」
「ケアマネがこう言ってた(言うてないわ)」
「ケアマネ来てません(行ってるわ)」
「ケアマネって誰やねん(はいこれよくあるある私だよ!!)」
証拠残したいよ私だって!!!!!
利用者さん側も職員側も、監視カメラはあった方が安心だと思うんですよね。
ドライブレコーダーだって今は必須じゃないですか。
あおり事業所いるかもしれないし、あおり利用者がいるかもしれないし、あおりケアマネがいるかもしれないし。
マジで監視カメラを福祉用具貸与に含めていただきますようお願い申し上げます。
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訪問介護事業所と利用者の間に挟まれる気の毒なヘルパー
さてここでのお話はこの続きになります。
このお話を簡単に説明すると、ようするに利用者さんと事業所さんがバッチバチにやりあってて、その間に立たされた単なるケアマネの愚痴。
なんですけども、よく考えてほしい。想像してほしい。
この利用者さんはヘルパーにあたりがきついと。
うちのヘルパーにきつすぎるじゃないかというクレームを事業所から受けていたわけです。
どないかしてくれよってそれケアマネの仕事ちゃうし、ヘルパーさんが耐えられないなら事業所を変えるから撤退するように言っても、訪問介護事業所も利用者本人も聞かなかった。
ここでクエスチョン。
この場合、真の被害者は誰ですか?
ちっちっちっちっちっち(時計の音)
ピンポーン!!
正解です!!
私はずっと訪問介護の管理者に
と言っていたし、利用者さんにも
と言っていました。
それはもちろんヘルパーさんが気の毒だからに他ならない。
でも双方聞かなかった。じゃあケアマネにできることはない。
じゃあその気の毒なヘルパーさんはどんな目にあっていたのか。
このケースに関わらず、この業界ではわりとよくあるお話です。
数年間同じヘルパーで良好な関係を築いていた
「ヘルパーが意地悪してきますのや」
ここからは臨場感を出すべく、利用者さんはありのままの関西弁でご登場願っています。
主人公の利用者さんは一人暮らし女性。
「豚肉な、ほんのちょっと買ってきたらよろしやろ?
それを安かったから言うて大きいのん買うてきて
食べられへん分冷凍しますのや。
ほんであとから冷凍庫見たら、余った野菜みな冷凍してますねん!!」
…
「味付けもな、一味足りませんねん」
…
「ちょっと注意したらものすごふくれっつらしてやな
口答えしまんねんで!!」
…
言わないよ!!
は言わない、言ってない、言ってもなんの解決にもならない。
補足すると、もともとこの利用者さんとヘルパーの事業所さんは10年以上の付き合いで、私が担当するより前からの関係です。
ということはですね、まず肝心なこととして、この事業所を選んで紹介したのは私ではなく前任のケアマネ。
一人のヘルパーさんが数年に渡り利用者さんを担当していて、もともとはものすごく関係が良くて、利用者さんはこのヘルパーさんをとても頼りにしていました。
こういうことはよくあります。
ちなみにヘルパーさんはものすごくいい人です。
ところが。
認知症が進行すると一番身近な人が悪者になる
私はケアマネなので基本月に一回訪問して話を聞くだけなんですが
なーーんか被害妄想ひどくなってきたなっていうのは感じてたんです。
認知症の症状が進行すると、一番身近な人が悪者になるという話は有名かと思います。
ほんとそうなのよね、甘えが出る分もあるんでしょうけど。
一番面倒みてくれる人に被害妄想出るんですよね。
で、一人暮らしのこの利用者さんの場合。
一番身近な人がこのヘルパーさんだったわけで、もともと認知症気味だった利用者さんの症状が進んで
ターゲットがヘルパーさんになりました。
あたりが強くなってきたなと思う頃に、持病が悪化して利用者さんは入院。
こんなこと言ったらなんですが、実はこの利用者さんは三ケタ歳。
てMSW(病院の相談員)に言われたんだけども、見事復帰したわほんと大正女最強説!!
ちょうどヘルパーさんとこともうまくいってなかったみたいだし
このまま家にいたらもっともめていただろうし
トラブルになる前にサービス終了になってよかったかな
そんなのんきな私のもとに
て電話かかってきたのは忘れもしない主任ケアマネ研修の休憩中。
ここから事態はいっそうややこしくなっていくのですが、長くなりましたので
訪問介護のトラブル③ ヘルパーと利用者が合わない場合にするべき対応
に続きます。
もしあなたがヘルパーで利用者さんや事業所の対応に悩んでいたら
レッツすたこらさっさ!!
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